
中区のめん処 栄家。
「めん処」とついてはいるがここはカツ丼が有名なお店らしい。


店内は縦に長く右手に厨房とカウンター、その後ろにテーブルが並ぶ典型的な麺屋さんだ。
客層は圧倒的に男性が多くそのほとんどがカツ丼を注文している。
メニューも上段はそばになっていて丼モノは下の段、やっぱりここはめん処なのかと思うがやっぱり自分もカツ丼を注文した。


目の前の本棚には「月刊正論」がズラッと並べてありここの大将は愛国者のようだ(笑)
と思っていたらあっという間にやってきたよ!カツ丼ミニうどん物付き840円。

これがその有名なカツ丼か〜。
トロトロタマゴにカツオの香りが印象的だ。


これにミニうどんと漬け物がオマケでついてくる。

まずはとんかつだけ食べてみたが際立って柔らかいとかジューシーだってことはなく比較的一般的なとんかつでここのカツ丼がとんかつで持っているワケじゃないことは確実だ。


ご飯と混ぜて食べてみたが通常のカツ丼よりも明らかにツユの存在感が強いのでもしやと思ってミニうどんを食べてみたが、ここの基本的なカツオダシが相当にパンチがあることがわかる。

通常の広島のうどん屋さんだったらイリコダシなのでカツ丼にするとどうしても敗けてしまうのだが、なるほどここのカツ丼はややクセのあるかつおだしのお陰でグンと全体のまとまりが際立っているのだろう。


いわゆるつゆだくなカツ丼ながら雑炊のようにはなってはなくしっかりと最後までカツ丼たるのは立派だ。
ミニうどんと漬け物のアシストも素晴らしく最後までカツ丼を楽しめる。

これは確かにカツ丼が有名なのはすごく納得できてしまっためん処 栄家だった。
こんどはメニューのカツ丼ヨコにかいてあった「岡山名物デミカツ丼」を是非食べてみたい!!