らをた広島

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ブレードランナー 2049

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知る覚悟はあるか。 人間と人造人間《レプリカント》ーーー 人類存亡に関わる<真実>が今、明かされる。
 SF映画の金字塔『ブレードランナー』、35年を経て描かれる正統続編。
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自分が大学生だった30年前、レンタルビデオなる業態が流行し手軽に映画が自宅で観れるようになった。 
その頃知り合いに強く薦められて観たのがハリソン・フォード主演のブレードランナーだった。 
その革新的な世界観に当時衝撃を受けたのを覚えているが同時に悪役だったルトガー・ハウアーの強烈な存在感も非常に印象的だった。 maxresdefault2
確かにこのブレードランナーはそれ以降のSF作品に与えた影響は大きくそのエッセンスを持っている作品は枚挙にいとまがない。 
それだけにその名作の正統な続編となれば期待もいやが上にも高まってしまう。 
ネタバレにならないようにするが結論から言えばちょっとがっかりだった。 z8vH1xSiTpGi8tZRobmBpiTielPWXZ4u7n7oCqFm
まあ日本語がちょいちょい登場するのは良いのだが肝心なシーンでハングルになってたりとかは気にはなるが、映画の後半にやや間延び感があってダレてしまう。 
個人的に思うに前作のルトガー・ハウアーのような強烈な悪役がいないのが一因だが何よりテーマがわかりにくいというのが最大の弱点じゃないか。 20171106025925
それでも前作同様映像と音楽は素晴らしいが逆に言えばそれだけとも言える。
 偉大な作品の続編はコケるケースが多いように思うがハリソン・フォード登場に拘らなければもう少し自由な発想ができて展開も変わったんじゃないかとも思った。 
長い映画だがそれ以上に長く感じてしまったブレードランナー 2049だった。