らをた広島

食べ歩きブログ

手打ち中華そば侍 濃い味(山口拉麺維新2012その6)


またしてもやってきました山口市の「道の駅仁保の郷」近くにある手打ち中華そば侍

いつきても思うのだがド田舎だ。
ド田舎だけに駐車場はデカイ。

今日はいつものよっしーではなく自分と同じ五日市南PTA二輪部に所属するZ1000を駆る山ちゃんと酷道をつなぎまくって3時間かけてココまできた。

福島県は白川ラーメンの流れを汲むお店のようでいわゆる関東風の自家製麺による醤油ラーメンがウリのお店だ。
なんか来る度に暖簾の崩壊が徐々にススんでいるように見えるのは気のせいか?(笑)

今日は平日だけにちょと空いているようだ。
入店するなり大将に暖かく迎えてもらい
「今日はいつものボディーガードは?」と聞かれたので
「彼は仕事なので今日は貧相なボディーガードと一緒です」
と答えた(爆)

日本家屋風の外観とは裏腹のトタン張りの内装。
スープは3種類で「元味」「新味」「濃い味」。
これに手打ちの自家製麺が組み合わされる。

トッピングも好みによって各種ありラーメン定食もある。
ちなみにここは美味しんぼファンが泣いて喜ぶ無化調の店である。
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中華そば侍の元味600円。
実は自分は数年前にこの「元味」を食べてちょっとアレだったのでそれ以来ずっと「新味」を食べていたのだが再度この白川ラーメンに最も近いと思われる「元味」にチャレンジしてみることにした。

ここの山根大将と直接話しをさせてもらう機会があってラーメンのデキの「ブレ」について尋ねてみた。
すると返ってきた答えが「同じように作っても日によってかなりブレがある」とのこと。

スープから麺、チャーシューまで全部自家製となるとそのブレ幅はけっこうになるんだそうだ。
真のラヲタはどうしても生まれてくるその「ブレ」を忌まわしく思うのではなく逆に楽しまなきゃならんようだ。
だからかもしれないが以前美味く感じなかった元味もこの日はアタリだったようでとってもイケますのぅ~~(笑)
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調子に乗って「濃い味」にも挑戦。
(* ̄ρ ̄)”ほほぅ…
これは澄んだスープの元味と違って濁っておるがね!

うぬぬぬ~麺もシコシコとコシがあるタイプと違って餃子の皮のようなびろびろ感でこれまた美味いね~

燻製機にかけて燻されるチャーシューも個性を発揮してしっかりとこの濃い味を支えているよのぅ~
たまりませんわん(分かる人はまごうかたなきオサーンです)

いや~こちそうだまでした。
「ブレ」の件、まつかぜの大将も平の家の大将も似たようなコト話していた。
あのダルビッシュだって一回ノックアウトされることだってある。
たかがラーメン、一回くらい「ハズレ」でもガタガタ言っちゃいけないのかもしれない。
それに「ハズレ」を経験してから「アタリ」にありつけるとその有り難みや喜びも倍増すると言えなくもない(笑)
かくもラヲタへの道は奥が深いのだった~(^Д^~) ブヒヒヒ