長崎市の柊（ひいらぎ）。
思案橋横丁の近くのいわゆる長崎の歓楽街にあるラーメン屋である。
今回はいわゆる飲み会の〆でやってきた。
そんなに呑んでないから味はしっかり判別できる状態だった。
メニューが外にばーんと貼りだしてあって「とんこつらーめん」「担担麺」「あおさらーめん」「トマトらーめん」の4種類からの選択ってことになる。
初めてのお店だからやっぱり王道のメニュー筆頭、とんこつらーめん600円。
これはちょっとビックリするくらい濃厚なコッテリトンコツスープがインパクトある。
麺は博多のそれよりは太いが一般的にみればやや細い方。
だけどこうして食べようとすると強めの獣臭が立ちこめる。
むせかえるほどではないがこれによって好き嫌いが分かれそうな印象を受けた。
大きなチャーシューが2枚どどーんと入っているのは嬉しい。
こってりしたスープに負けない力強さをプラスしておりバランスがいいと思う。
まあラーメンなんて好みだからいろいろ意見はあると思うがよく言えばワイルドなんだけど悪く云えば洗練度が足りないっていうのが自分が感じた印象だった。
もう一品同行者が注文した担々麺だがもしかしたらここは他にもあった「あおさらーめん」や「トマトらーめん」なんかのように変化球系に真価があるラーメン屋なのかもしれない。
