
そば処平原。
ここ呉では人気のあるそば&うどんの店。


残念ながら駐車場はないのだが昼時なんてものすごい混雑している。
立地も国道から見える場所にあって比較的わかりやすい。


客層は全体も高齢者が多いがガテン系の仕事の方々も多く見られる。
それにはちゃんとした理由があるのだった。


この店の最大の特徴はなんといってもそばもうどんも自家製麺なことに尽きる。
それに天ぷらは注文してから揚げる通し揚げとは拘りがあるよね~。
それにこのセットメニューの充実には目を見張るものがある。


それらふたつの組み合わせでもある天ぷらそばの値段をみてびっくりした。
いくら自家製麺だからといっても通し揚げして350円とは!!
それならかけうどんやかけそばは幾らでだしているのだろう??


ナントかけうどん&そばは250円だった!!
ホンマかいな??
これって大学や高校の学食みたいな信じられない値段やないの??


店内はけっこう広い。
奥に広い厨房とカウンター(っていうか大テーブル)があって手前にテーブルがズラリ。


開店直後で空いていたので8人くらい一気に座れる炉端みたいな大テーブルに座った。
単に大きなテーブルよりも真ん中がこんな感じになっているとなんとなく遮断されているような感じがしてパーティション代わりになるんだってコトがわかった。

天ぷらを揚げる音がジュージューしていたから少し時間がかかってきたよ!
そば処平原の天ぷらそば350円。

う~~ん通常この値段ならゆで麺の温めなおしって感じがほとんどなのにこの手打ち感のあるそばはさすがだ。
歯ごたえとコシがあるだけでなく旨味もじゅうぶんすぎるほどでコストパフォマンスは軍を振いている。

追い打ちをかけるのがこの揚げたての天ぷらだ。
実際衣はサクサクで噛むのが嬉しくなるほど。


天ぷらの中身はこんな風になっていて茹でてあるのじゃなくてちゃんと生のエビを揚げたのがよくわかる。
ダシは瀬戸内特有のいりこだしでこれはまあ自分らの生まれ育った街の馴染んだ味ではあるがいわゆる呉うどんのような甘さはあまりなくどっちかというと万人向けと言っていいだろう。


男らしく丼を持ってこのままの勢いでずんずん食べ進んでいくと最後になんと小さな柚子の皮発見。
なるほどこれを隠し味にしているんぢゃのぅ~
激安なのに自家製麺に通し揚げ天ぷらとしっかりした造りが売りのそば処平原。
呉うどん激戦区の呉にあってドカンと人気があるのもそりゃアンタ当然よね!って納得して店を出た。