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第31回大阪モーターサイクルショー2015 トライアンフ編

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トライアンフは非常に大きな面積を専有しており最近のその勢いを象徴するかのようにコンパニオンの撮影会を大々的にやっているので吸い寄せられるようにブースに入った。
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しかしこんなロゴだったっけかな?
このマークでこれからは押していくのかもしれない。
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トライアンフと言えばバーティカルツインエンジンのボンネビルが有名だがその限定車になるスピリットが展示されていた。
日本では33台しかない希少車だが
「『ボンネビルスピリット』は、1959年のボンネビル発売以来、ライダーを夢中にさせているカスタムの精神を讃えた限定モデルです。ボンネビルT100をベースに、スクランブラーのコンパクトなヘッドライト、スラクストンのリアフェンダー、ボンネビルのマフラーを採り入れた、まさにメーカーカスタム。」
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こちらはスクランブラー
エンジンはボンネビルをベースだけどクランクを360°から270°に変更した空冷DOHCバーチカルツインで最高出力は60PS/6500rpmながらも扱いやすく小気味良いトルク感を与えられている。
自分は通常の ボンネビルは乗ったことあるが想像以上に面白いバイクだったがエンジンも変則クランクが与えられてオフロードもある程度走破できるこのスクランブラーには非常に興味が有るのだった。
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だけど今回のトライアンフブースの主役は一番目立つ場所にどど~んと跨れるようにして2台展示されていたタイガー800シリーズだろう。
基本的にオンロード志向のタイガー800XRxとオフロード仕様のタイガー800XCxの2台が展示されていた。
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オリジナルはどこかはさておきトライアンフのエンジンって言えばバーティカルツインと直列3気筒だろう。
このいわゆるアドベンチャー系のタイガーシリーズは800、1050、1200と3種類あるが全部3気筒エンジンが搭載されている。
通常アドベンチャージャンルのミディアムクラスである650〜800程度の排気量のバイクはなら単気筒または2気筒エンジンが主流なのだが敢えてそこに95馬力を発生する3気筒で挑んでいるのがタイガー800を選ぶ理由になるだろう。
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なかでも最もオフロード仕様のXCxは個人的にもっとも気になるバイクだった。
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XRxとXCxはエンジン、フレームのほか主な構成部品はほぼ共通だからぱっと見には違いがわかりにくいがオフロード仕様たるXCxにだけヘッドライト下部にクチバシのようなフロントマッドガードが備わるのが外観上の違いになる。
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そして足回りは大きく異る。
フロントホイールはXRxが19インチの軽量鍛造アルミニウム製キャストホイールにチューブレスタイヤ、XCxは21インチのワイヤースポークホイールにチューブタイヤとなる。
このXCxの足回りはまさに本格的なオフロード仕様と言って良いと思う。
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それだけじゃなくXCxのサスペンションはあのWP社製だ。
高級サスペンションとして高名なWPはKTMBMWに純正装着されアフターパーツとして組み込もうとすると目玉の飛び出るような値段を請求される。
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変な話これだけでもこのタイガー800XCxが欲しくなってしまうわな。
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今回はKTMに一番期待してこのモーターサイクルショーにやってきたのだが一番関心を持ったのが結果的にはこのタイガー800XCxだった。
これがどこまで「本気」のオフロード仕様なのか販売店で確認することにしたのだった。