らをた広島

食べ歩きブログ

中国菜館廣来(こうらい) 担々麺セット


広島市佐伯区八幡
ここに中国菜館廣来(廣來)はある。

波出石交差点から湯木方面へ向かう道沿いだ。
ザ・ビッグ五日市店のほぼ正面と言った方がわかりやすいかもしれない。

ちょっと高級そうな店構えでひとりで入店するには少々勇気が必要かもしれない。
実際ちょっと高級な中華料理屋さんである。
店の前に駐車場が数台有り、店裏にもまだあるようなので余程の混雑時でもないかぎり大丈夫だろう。

店内は外から見るより広い。
カウンターはなくテーブルが5~6脚に個室が3っつ。
そのうち二つの個室は4~5人向けでもう一つの個室は10人以上入れそうだ。

店内もそうだがトイレも清潔感が溢れておりもはやギャルソン(笑)と呼んでも良いような店員さんの丁寧な対応に非常に好感が持てる。
これはどう見ても高級店の佇まいだ。
メニューの写真を撮ろうとしたら下げられてしまったのだが(笑)今日の目当ては担々麺セット。
大食漢の息子とやってきた。
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まってました!!
担々麺セット1000円(ランチメニュー)
これに・・・・

ザーサイ

ご飯(けっこう量ある)

鶏の唐揚げ入りサラダ。
っていうか鶏の唐揚げにサラダが付いたモノと考えた方がいい

デザートがつく・・・・
とてつもない量だ!!
自分はご飯を息子に全部やった。
大食漢の息子は担々麺の残ったスープに2杯のご飯をいれて担々雑炊にして完食したがもうナニも入らないと言っていた(笑)
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主役である担々麺!
これがちょっと驚きだった。
食べはじめには辛さもその味自体も薄く感じられ「もしかして年寄り向け?」と訝しがってしまったのだがこれが食べ進むにつれてその旨さと辛さにぐいぐい侵蝕されているコトに気がついた。
正直後半は何かに取り憑かれたように一気に最後まで貪り喰ってしまった。
しかも最後はその辛さで汗だくだ!(笑)
普通担々麺は肉味噌そぼろが入っているのが定番だがここのはごろりとした何かにコーティングされた牛肉がふんだんに入っておりそれが計算された薄味で相当なアクセントになっている。
担々麺独自のゴマの味や香りも抑え気味でそれほど主張していない。
かといって妙な薬膳料理のようなクスリっぽさもなくヒトコトで言うなら上品な料理だ。

こんなに前半と最後で評価が激変したのもちょっと珍しい。
確かに少し高くはあるが店内の雰囲気やサービスは素晴らしいし何より味と量を考えればどっちかというとバーゲンプライスとも言えるだろう。
スタッフの方に麻婆豆腐もオススメですって言われたので近いうちにまた来ようと思う。