一心

広島県呉市出身である。
呉に高校卒業まで18年間住んでいた。
今でも実家は呉だ。
でも現在の広島市佐伯区五日市に住んではや20年になる。
だからもはや自分は呉人ではなく五日市人なのかもしれない。
そんなことはどーでもいいのだが今のラヲタになった原点というかソウルフードというかココ知らないと呉ではモグリって言われる定番中の定番のうどん屋。

うどんの一心。
ちょっとわかりにくいところにあるが昔は屋台だった。
子どもの頃オヤジに連れられて夜、中通りの「いづみ」ってスーパー前の屋台に喰いに逝ったもんだ。
自分が中学くらいになると現在の場所に店舗を構えたので近くにある二河プールの帰りに必ず寄ったな～
高校はここのヨコが通学路だったから土曜日の昼飯に来たっけ。

そんなこんなの想い出があるうどん屋だがメニューもたくさんある。
注意が必要なのだがココはいわゆる「うどん440円」を注文するのがベストだ。
どん兵衛と大差ない天ぷらがのったてんぷらうどん570円やどうみても外注の肉が乗った肉うどん740円などは高いばっかりでココのうどんの良さは全く味わえない。
これ大事ね！試験にでまっせ（笑）
あと「大盛り」は要注意だ。
とんでもない量がでてくるので足りない場合はおにぎりかもう一つの名物コロッケを頼むが吉。

というわけで「うどん440円」
これ、かけうどんってヤツだがご覧の通りに細かく切ったお揚げさんがたっぷり入っておりわざわざきつねうどん540円を注文する必要はない。

ネギはたくさんだしとろろ昆布が良いアクセントになっている。
だしは甘めでオコチャマやお年寄り向けの優しい味。

麺は呉うどんの代名詞である細うどん。
はっきりいってくたくたでコシなんぞカケラもありゃしない（笑）
だけどこれはこれで正真正銘の一心の呉うどんだ。
かつて戦艦大和などを建造した海軍工廠（こうしょう）が呉にあったとき工員にはやく昼飯を食わせるためにこうなったと聞いたが確かに注文して十数秒でうどんがでてくる。

家族で切り盛りされているのかサービスも悪くない。
駐車場も数台あるが一杯の場合は近所に大型電気店がもごもご・・・・（笑）
この日も相変わらずタクシーの運ちゃんが来ていた。
そのタクシーの運転手交代に合わせて朝7時からやっているのもこの店の強みだ。
自分にとってはもう美味いマズイではなくただただ懐かしくて美味い一心のうどん、ずっとこの店が続いて欲しい。
「ごちそうさま！ありがとう！」といつものように言って店をでた。
うどんの一心　[ うどん、そば、丼 ] - Yahoo!グルメ

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住所： 広島県呉市中央5-1-12
営業時間、定休日： 【月・水～日・祝・祝前】通常　07:00～17:00　 火曜日
最寄り駅： 呉
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※2011年1月26日時点の情報です。
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