らをた広島

食べ歩きブログ

麺屋 一 ICHI(西区楠木町)醤油らーめん

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西区楠木町麺屋一(ICHI)
前から旨かったが最近更に美味くなったと評判の店だ。
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店舗の前とその道の反対側に駐車場が3台分かな。
でもこのヘンはコインパーキングだらけと言っても良いような立地で駐車場に困ることはないだろう。
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同じテナントだった「あ味」と似たような路線を歩みながらだんだん独自色を濃くしているこのお店にひさしぶりにやってきた。
旨くなっているという噂の真偽を確かめたい(笑)
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店内は狭くカウンターだけで縦長のウナギの寝床。
だけどこれくらいのお店が一番味を保っていられるのかもしれない。
ふっと見るとマスマン食品の麺ケースが。
もしかしたらマスマンの生麺をつかっておられるのかな?
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去年は黒ニンニク塩だったので今回はとにかくここのベースである醤油らーめん狙いでやってきた。
一般的にはラーメンのヒエラルキーとして塩ラーメンの方が醤油ラーメンより高価な場合が多いモノだがココは逆に黒ニンニク塩の方より醤油がお高いようだ。
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「旨いラーメン店は客のマナーも良い」っていうけどここも食べ終わったらセルフで丼をカウンターの上にのっけておまけにテーブル拭く台拭きが用意されているのでこれでテーブルをキレイにしてから帰るが喜ばれるのだろう。
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麺屋一の醤油ねぎらーめん760円。
こりゃまた凄まじい量の葱。
これもいいけどちょっと葱の味で肝心のスープがわからなくなりそうだ。
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こちらがノーマルの醤油らーめん660円。
一気にシンプルなビジュアルになるのぅ~
ドロッとした粘度の高いとんこつスープはイヤな匂いがないどころか非常に芳しい。
それはそうとねぎらーめんにもノーマルの醤油らーめんにもわずかにトッピングされており粉のようなもの・・・・これなんだ?
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とっても気になったのでこれだけを箸に取って食べてみた。
するとナントこれは魚粉。
ほんのわずかな魚粉をスープに浮かせてあるようだ。
これを混ぜてスープを飲んでみてもわかるかわからないかのほんの少量の魚粉が隠し味になっているようだ。
なるほどやるのぅ~
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麺に関してはまあ可もなく不可もなし。
これといって特徴は無いがしっかりした歯ごたえがあって悪くない。
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脂身がっつりの太いチャーシューは食べ応えがあってこのラーメンを最後まで飽きさせずに食べさせてくれる。
基本的に優しい味のトンコツ醤油ラーメンながらもう「陽気」とかのイニシエ系ラーメンとは比べものにならないくらい進化しており味も旨味も非常に複雑だ。
古き良き広島ラーメンをベースにしながら工夫を加えたこういうドロッとこってりの新しい解釈とも言うべきネオ広島ラーメンに期待して止まない。