らをた広島

食べ歩きブログ

ラーメン幸雅(鳥取県倉吉市)なつ旨醤油ラーメン

ゆき1
倉吉市の山根。
ここに大きな駐車場を共有するショッピングモールがある。
その一角にあるラーメン幸雅
こうが01こうが02
自分はすっかり「ラーメンゆきお」と読むのかと勘違いしてこの店の前を素通りしそうになってしまったのだがよ~く漢字を見ると「幸雄」ではなく「幸雅」ってなっるとがね。
こうが13こうが12
ほんならなんて読むんだ??
「ゆきまさ」かな?
それよりじっくりコトコト20時間、コクと甘み存分に・・・・
昔なつかしいなつ旨ラーメンって書いてある。
こうが11こうが03
これを見ると「こうが」と読むのが正しいようだ。
「幸雅(こうが)のなつ旨スープとは・・・なつかしくて旨いスープのことです。
鳥取県産の牛骨をじっくりことこと20時間以上かけてコクと甘みを存分に引き出しました。
赤碕桶屋の白しょうゆとの相性が絶妙で深く豊かな旨みが昔なつかしい日本のラーメンの味なのです。」
ふむふむなるほどそういうことなのか。
こうが05こうが10
店内は活気があって広い。
大型店と言っても良いだろう。
大将の他に従業員も5~6人はいるのがわかる。
店の奥にでかい厨房があってそこ横にカウンター、手前にはテーブルと小上がりがあって全部で40人くらいは軽く収容できる。
壁には有名人のサインもあって自ずからここが有名店であることを物語っている。
こうが04こうが06
メニュー筆頭はなつ旨ラーメンとなっており要は牛骨塩ラーメンってことになっているしやっぱり醤油に味噌まである。
この店では牛骨ラーメンのことをなつ旨ラーメンと言っているようだがこれはもしかしたら鳥取牛骨ラーメン地元のココ倉吉市あたりでも全国的にメジャーになってる一般的なラーメンは流入によって牛骨ラーメンはもはや「懐かしい味」というジャンルに入りつつあるのかも知れない。
実際この街道沿いにもトンコツラーメンチェーン店のようなのが見受けられたのでそういう勢力に対抗するためにこういう書き方になっているのかな~。
ちなみにメンバーのひとりがこのお持ち帰りラーメンを注文したが生麺とでっかくてしっかりしたペットボトルに入ったスープのみ。
値段を考えたら当然と言えば当然か(笑)
こうがー1
きたね!なつ旨醤油ラーメン(牛骨ラーメン)550円。
こりゃガツンといきなり全面に押し出される甘辛い牛骨スープ。
はっきりと牛骨のそれをわかる少々マニアック系。
個人的にはここまでやったほうが他のラーメンとの差別化は簡単だと思われとっても好ましい。
ゆき3
麺はやっぱりモサモサした食感の細身な縮れ麺。
比較的あっさり系のスープはこれくらい縮れてないとスープが麺に絡まないのかもしれないのぅ~。
ちょっと慣れては来たがやっぱりこれ独得の味わいに感心する。
こうが08こうが07
最近めっきり見なくなったそれこそ懐かしいナルト。
鳥取牛骨ラーメンではまだまだ登場する機会があるようでなんだか嬉しくなった。
表に国産チャーシューって書いてあったがそれに違わぬ旨さでがっちり脇を固めている。
ゆき4
そしてこちらが1番人気のなつ旨ラーメン(牛骨塩ラーメン)550円。
これが香味油がけっこうパンチのある仕様になっていて塩ラーメンとしては単なるあっさりではなく醤油よりかなりワイルドな印象を受ける。
その分よりストレートに牛骨らしさが伝わってくるので牛骨スープをまっこうから受け止めたかったら塩ラーメンが正解かも知れない。
こうが09IMG_0969.jpg
これはかなりのもんだわ。
牛骨初心者にはちょっと面食らうかも知れないがある程度経験者はこちらのお店が牛骨の真髄を学ぶには最適なんじゃないかな。
食べているときはそんなに感じない塩分だが食べ終わると喉が渇くので旨いスープだかが飲みすぎには注意が必要だ。