らをた広島

食べ歩きブログ

まひる屋(佐伯区八幡東)尾道ラーメン

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五日市から山陽自動車道五日市インターまで伸びている通称石内バイパス沿いにあるらーめんまひる屋
非常に目立つわかりやすい立地でこの道を通ったら必ず目にとまるだろう。
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いかにも郊外店らしく駐車場も入りやすくて大きい。
今日はココの尾道ラーメンが美味いと聞いてやってきた。
それにしても「尾道ラーメン」「塩ラーメン」と大きく看板に書いてあるしその横には「魚介ラーメン」の文字が踊り道端には「激辛つけ麺」の幟までがたってる。
これだと客は事前に情報がないとどのラーメンがメインなのかわからないだろう。
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メニューをみても普通はこれだったらどれにするか迷うことになること必至だ。
筆頭には塩ラーメン、その反対側には店長おすすめの尾道ラーメンとあって値段まで全く同じ。
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魚介ラーメンが最近のおすすめなのか本来のメニューとは違うメニューに独立した形でテーブルに置いてあるし店内の壁にもこの特選魚介ラーメンの事があれこれ書いてある。
まあ店内はテーブルが多くありどっちかというとファミレスみたいな雰囲気だしサイドメニューも豊富なので家族で来るような客層を意識しているのかもしれない。
ま2
ちょっと待ってから来たよ!らーめんまひる屋の尾道ラーメン630円。
これはこれは広島市西部では本当に珍しい本格的な尾道ラーメンじゃないの!
「後口さっぱりの背脂と特製しょうゆダレが決めての本格尾道しょうゆらーめん」とメニューに謳ってあるがその言葉に偽りなし!
すっきりとしているがピンと一本筋の通ったしょうゆ味は立派だ。
ま3
ザクッとした若干の粉っぽさを残した歯ざわりの平打ち麺!!
嬉しくて思わずニンマリしてしまった。
コレコレ!!尾道ラーメンっていうんならこうじゃなくっちゃ!
ま4
尾道ラーメンのチャーシューってパサパサしているのが多いがここのはワザと塩味を抜いているが肉の力強さは残している独特なモノで個人的には尾道ラーメンにベストマッチなんじゃないかとすら思ってしまったのだった。
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尾道ラーメンとしたらメンマにコリコリ感がもう少し欲しいところだが相対的にまっとうにつくられている尾道ラーメンという印象が強い。
よくあるオマケみたいな背脂ではなくてここのはちゃんとその存在意義を感じさせてくれており好感が持てた。
こりゃ確かに「尾道ラーメンが美味い」と言われるだけのことはあると思う。
敢えてケチをつけるなら横川の味億のような辛味をプラスできるような卓上調味料があったら更にその可能性が広がってここの名物にすらなりうるポテンシャルがあるんじゃないかな?ってシロウトながらに感じてしまった。
豚骨醤油一辺倒の広島西部で孤軍奮闘するまひる屋の尾道ラーメンはもっと評価されても良いと思う。