中華そば やまきょう(徳島市北矢三町)
徳島市の中心街から少し離れた場所にある中華そば やまきょう。
ちょうど大きな橋のたもとにあって道路から下がった位置にあるので方向によっては通りからは見えにくいかもしれない。
一軒家の店舗の横は大きな駐車場になっておりこれなら郊外店であるコトは問題にならないだろう。
実は開店少し前にここに着いたのだがもう待ちのクルマが数台止まっておりここが人気店であることがよくわかる。
店内に入ると小綺麗な内装でど真ん中に大きな囲みカウンターがあって横にテーブルがいくつもあり相当な収容人数であることがわかる。
だからかもしれないが入り口に自動券売機があってここで注文をするスタイルになる。
この日は息子と訪れたのだが開店後あっという間に7割方席が埋まってしまったのはさすがだ。
店の奥が厨房になっているようで中はよく見えないのだが随分と従業員がたくさんおられる。
やまきょうの中華そば小(玉子入り)600円。
これはこれはどこからどうみてもいわゆる徳島ラーメンのルックスだ。
注文時に麺の固さを聞かれたので「カタメ」とお願いした通りのばっちり固めに茹でられた麺はやや太めのストレート。
どことなく和歌山ラーメンに似た感じの麺と思ってしまった。
そしてこっちが息子が注文した中華そば大(肉玉子入り)800円+ネギ盛り100円=900円。
チャーシューではなく徳島ラーメン特有のやや塩辛く濃い目の味付け「肉」が大量に入っているのは羨ましいが、これはさすがに自分のようなおっさんには明らかなオーバーカロリーなシロモノで見てるだけでじゅうぶんだ。
実はやまきょうの中華そばに投入される生たまごだが白身が除去されている黄身だけになっている。
なるほどこの方が確かにラーメンのコッテリ感を邪魔しないので塩梅が良いのかもしれないな〜。
見た目からするとかなり醬油辛いスープのラーメンって思ってしまうがこれが差に非ずってところが徳島ラーメンの茶色系の面白さだと思うのだがまさにここのもそれに当てはまる。
どちらかというと濃厚な甘さが引き立つそのデキはココが人気店だと認識させられる。