公式サイトにてまん延防止期間だけラーメンをやっていると告知してあったのでやってきた。
最初近隣のコインパーキングに入れようと探していたら8台も駐められる立派な専用駐車場があるのを発見(街道沿いやや広島市内方向)。
ここにクルマを置いて歩いてお店にたどり着いた。
元々は豚料理専門の居酒屋さんのようでメインは夜営業なのだろうがこのご時世、ランチでラーメンを出されているようだ。
飲食店はコロナ行政のしわ寄せを食っていてこれはどうにかならんのかと思う。
ランチは豚丼、カツ丼、定食もあるがラーメンはこの完膚なき豚足らーめんだけで塩と醤油から選ぶことになる。
スタッフの方に初めてだとどちらがオススメか聞いてみたら好みもあるが塩だということなので塩に決定した。
注文も済んだので店内を見渡してみると有名人の色紙に目が行くが日本酒のラインナップがここがどういうレベルのお店かをよく表していると思う。
ちょっと待ってからキタヨ!!!骨付豚 弌歩 西原店の1日20食限定・完膚なき豚足らーめん(並)750円。
丼だけで来るのではなくお盆に乗せられて箸とレンゲと一緒に登場だ。
どこの麺なのか知らないがコシがあってザックリとした歯ざわりの広島ではよく出会えるタイプのストレート麺。
『豚足』の皮・肉・軟骨・腱・骨の中の髄液までも全て余すことなく丸々スープに溶け込ませたコラーゲンたっぷりの純白スープだそうでドロリとした粘度で白濁したそれは相当な旨味があって専門店並というか専門店以上の実力がありそうだ。
トッピングはチャーシューのほかはネギだけというシンプルさがこのスープの自信を裏付けているようにすら感じられる。
トッピングのお肉には【高タンパク・低カロリー・低脂質】の豚タンを使用だそうでこれは最初はホルモンかと思ったがコリコリとした食感と不思議な味わいは好みが分かれそうだ。
無化調か微化調かはわからないが最初は味のフォーカスがややボヤケたような印象なのに後半にかけてグイグイと飲ませるだけの凄みみたいなもんがある。
気がついたら丼を持ち上げてガツガツ食べてしまってあっという間にスープまで余裕で完食。
本当にこれって豚足だけのスープなの?と思ってしまうほどの味に奥行きがあるので食べ飽きることは皆無だ。
このクオリティで750円ポッキリは逆立ちして考えてもバーゲンプライスだ。
ガチで感激してしまったがこれがマンボウ期間だけってのはあまりにももったいないような気がしてならない骨付豚 弌歩 西原店の完膚なき豚足らーめんだった。
オススメ。