スペイン発の世界的人気シリーズを韓国リメイクしたノンストップ・クライムサスペンス「ペーパー・ハウス・コリア：統一通貨を奪え」のパート2が、12月9日（金）よりNetflixにて独占配信。
“1秒先さえ予測不能”といえる緊迫感満載の強盗計画を映した予告編と、不穏な空気に満ちた日本版キービジュアルが解禁となった。
本作の舞台は、統一を控えた近未来の朝鮮半島。
貧富の差がさらに広がった非情な世の中。
ユ・ジテ演じる“教授"が、各地から腕利きのハッカー、詐欺師、脱獄犯など犯罪のプロである男女8人を集め、大胆不敵な大強盗計画を企てる。
この作戦の目標は「造幣局から統一通貨を奪え」。
“教授"によってスカウトされた強盗団、立ち向かう警察、そして人質の緊迫感溢れる攻防が描かれていく。
さらにはそこに、「私はソウル。
教授から聞いた？」とパート2から強盗団に加わる模様のイム・ジヨン（『LUCK-KEY ラッキー』『情愛中毒』）演じる新キャラクター“ソウル”も登場、大波乱の展開に拍車がかかる。
強盗団・警察・人質…立場が違う者たちの思惑が複雑に絡み合い、1秒先すら予測不能なストーリーが待ち受けることを予感させる。
前半が終わってから随分と待たされたペーパー・ハウス・コリア パート2。
内容も忘れてしまった部分があるのか最初は誰が誰だったか思い出すのに時間がかかってしまった。
それでも30分位観ると大体のキャストが登場して徐々に全体を思い出してもうスッカリ没頭していた。
オリジナルがあるとは言え、畳み掛けるような緊張感のある展開は健在だ。
それでも徐々に解決の方向に向かうのは確実なのだがそれが現状が面白すぎてちょっと惜しいような気持ちすらある（笑）
もうドラマを観ていると悪役でる立てこもり犯と囚われている人質、そしてこれを解決しようとする警察のどれを応援したら良いのかわからなくなる。
仲間から裏切り者が出たり人質の半分に逃げられたり状況が八方塞がりになりつつある時、遂にと言うか満を持して後半からの新キャラが登場してくる。
これがまた曰く付きのややこしい存在でストーリーが一気に転がりだす。
ゴム弾での襲撃は本当にこんなに一撃で撃破できるような威力があるなか知らないがこれなら日本警察でも使ったら良いんじゃなかろうか。
ストックホルム症候群と呼ばれる犯人と人質の恋愛が出てくるがコレは必要ないように感じるのだがどうなんだろう。
バイクとドローンを使っての強行突破は迫力があってそのシーンには完全に思わず目を奪われてしまった。
終盤にかけてこの物語はどういう決着を見るのか読めもしないが最後までダレる事なく張り詰めた緊張感を維持してるのはスゴイとしか言いようがない。
段々と物語の全貌が見え始めクライマックスにかけてますます盛り上がるのでコリャハマるわな。
南北統一の裏でうごめく既得権益の政治家が本当のワルだと思うがオリジナルはスペインのドラマらしいがそこら辺はどういう処理をしているのか興味はある。
最終話の銃撃戦は特に凄まじいまでの迫力でこれは完全に映画の世界に突入してしまっている。
ラストシーンはかなり意外だったがこの展開なら続編も簡単に作れそうだ。
このクオリティなら是非続編を期待したいペーパー・ハウス・コリア：統一通貨を奪えだった。
