
中区立町のきよちゃん。
看板には創業昭和48年とあるからもう40年以上のお店ってことになる。


今日はこの店の中華そばを食べにやってきた。
といってもこの辺りで飲んでの帰り道なので〆のラーメンということになる。
少々アルコールも入っているので正確なレポートではないことを最初に断っておきたい。


店内は屋台並みに小さく狭い。
通常は6つ座席があって非常時だけ7席目の椅子がでてくるのだとひとりで切り盛りされている大将が話してくれた。


基本的にラーメンと餃子とご飯でビールもある。
ワンタンメンがメインなのかと聞いてみたらやっぱり中華そばが主力なのだそうでそちらを注文した。

デフォルトでコショウがかかったオールドスタイルがでてくるのかと思ったらそんなことはなくいわゆる典型的な広島ラーメンがでてきたよ!きよちゃんの中華そば(にんにく入り)650円。

麺もよくあるストレートタイプで個性を主張しないもの。
茹で加減はやや茹で過ぎ系でほとんど最初から伸びているという年配の人に受けるような設定だ。


トッピングは広島ラーメンらしくもやしにネギだがメンマが入っていないのは珍しいだろう。

その代わりにチャーシューはデフォルトで多めに入っておりこれがこの店の特徴となっている。


少しだけではあるが酔っていたからかもしれないがこのスープはなんだか物足りない。
こっさりして調度良いとも言えるがにんにくが追加されているにも関わらず、丁度良すぎてまるで特徴がなくてまるで出来合いのラーメンスープのようだ。

広島ラーメンの老舗であることは間違いないのなら他の老舗店との共通する部分や相反する部分が散見されても良いはずなのにそういうのがまるでない、チェーン店の角が取れすぎたラーメンになっているような気がしてならないきよちゃんだった。