らをた広島

食べ歩きブログ

明るい農村 熟成古酒(霧島町蒸溜所)

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「この 「明るい農村 熟成古酒」 は醸造元 薩摩酒類販売の設立十周年記念と今期 「明るい農村」 が鹿児島県本格焼酎鑑評会にて第一位に輝いた記念として商品化された年に二回(6月 ・ 11月)発売の限定酒です!
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鹿児島県産 “黄金千貫” と 黒麹 を原料に仕込み、かめ壺にて五年間もの間熟成させた芋焼酎です。かめ壺熟成ならではのふくよかで豊かな香りと、柔らかくまろやかな口当たりが存分にお楽しみ戴けます。
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コルク栓とクラシックモダンなデザインのラベルが大変目を引きます。円熟の豊かな香りと旨味をお好みの飲み方でお楽しみください!!」
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あの明るい農村の限定古酒と聞いて思わず買ってしまった。
値段は一升瓶で3086円だからそれほど高価ではないが焼酎の中では上位になるのだろう。
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それにしてもグリーンのボトルにこの取手がついたような古めかしいというかレトロな仕様の栓に興味津々だ。
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封をといて開栓してみるとコルクになっていてこりゃまた凝ってるな〜と感心する。
瓶の口からは甘い香りが漂ってきてこの焼酎が只者ではないことを教えてくれる。
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さっそくロックにして呑んでみた。
こりゃまた円やかな口当たりは紛れも無くプレミアム焼酎のそれでアルコールの刺激なんぞ微塵もない。
ストレートで呑んでも同様で5年熟成はダテではない。
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白麹の森伊蔵と飲み比べてみたがこの明るい農村 熟成古酒が黒麹仕立てなどと絶対にわからないほどで芋焼酎が麹だけに支配されているわけじゃないことがよく理解できる。
ただこの2つはおそらく目指す方向性はよく似通っており洗練度は凄まじいほどだが芋の香りとか甘さに関してはもはや完全に決別しているので、ラフでワイルドな芋焼酎を好むならやや物足りないだろう。
このレベルのモノが3000円程度で買えるなんてやや信じられないデキでまだ酒屋に残っていたら発作的にもう一本買ってしまうんだろうな〜(笑)