クリント・イーストウッドの息子で、「
ワイルド・スピード ICE BREAK」「
スーサイド・スクワッド」などで注目を集める
スコット・イーストウッドが主演を務めたクライムアクション。
誰も思いつかない手口を使い、いかに美しく、そして完璧に車を盗むかをモットーにする高級
クラシックカー専門の強盗団・フォスター兄弟。
彼らの今回のターゲットはオークション会場から搬出された世界に2台しかない37年型ブガッティ。
しかし、その作戦は失敗に終わり、落札したマフィアの
モリエールによって、兄弟は囚われの身となってしまう。
命が助かる条件として提示されたのが、
モリエールと敵対するマフィアが所有する62年型
フェラーリを1週間以内に盗むことだった。
フォスター兄弟は一流
ハッカー、天才スリ、爆弾オタクたちを従え、「走る芸術品」と称される3800万ドルの62年型
フェラーリ250GTO強奪ミッションに挑む。
「96時間」のピエール・モレル監督がプロデュースを務める。
一言で言えばクルマ泥棒の映画。
それにしても
クリント・イーストウッドの息子は驚くほど親父に似ているのに目を奪われる。
ストーリーは至極単純で漫画のようだ。
新旧いろんな
フェラーリや名車と言われる
クラシックカーがドンドン登場するのが見ていて楽しいがそれらは皆、静々と走行し爆走するのはなぜか全て現代のクルマばかりなのは大人の都合と言うやつだろう(笑)
1時間半という短い上映時間だから退屈はしなかったがクルマをメインにしようとするあまりの無理くりな展開は安易に先が読めてしまって興醒めだ。
カーアクションはそれなりに迫力があって見応えあるが全体にスタイリッシュにしたつもりなのだろうが結果的にケーハクな映画なってしまったという印象しか残らなかった。