中華そば 遊山(安佐北区狩留家町)遊山・元気ラーメン
安佐北区狩留家町の中華そば遊山。
「ゆさん」ではなく「ゆうざん」と読むようだ。
白木街道の途中にはあるのだが周囲はなんもない超田舎。
あ、バス停だけは目の前にある(笑)
通りからはよく見える立地に加えて目立つ一軒家なのでこの道路を走っている以上は簡単に見つけられる。
完璧な郊外店だけに駐車場はきっちりあって店のヨコに7~8台程度は駐められる。
店内は外からみるほど広くない。
長いカウンターにテーブルがふたつ。
全部で15人程度しか入れないので待ち客がでるコトが多い。
この日はたまたま空いていたので早く席につけたが昼飯時は待つのはザラだと思った方が良い。
そんな遊山の今日はその店名を冠した遊山ラーメンと元気ラーメンを食べにやってきた。
とんこつ醤油の遊山ラーメン650円。
これはこれは典型的な広島ラーメンのビジュアルぢゃないの!!
なんとも良い薫りなことよのぅ~
なんといってもこの麺の美味さはどうかいの!
どこの製麺所のかわからんが甘みとコシがあってどえらい旨さ(゚Д゚ )ウモォー
感激モノだ。
こってりしたチャーシューが濃厚なトンコツスープとナイスなマッチングしており見事だ。
「まろい」ってコトバがぴったりの上品で優しいスープはここのラーメンをうんと上質に感じさせる原動力になっていると思う。
もうひとつ元気ラーメン700円。
これはダレがどう言おうと「天理ラーメン」インスパイアであることは明白だ。
だけど神戸で彩華ラーメンを食べた時ここのそれよりかなり劣っていたのでびっくりしたことがあった。
逆に言えばそれだけ遊山の元気ラーメンがよくできているわけで今回は何年ぶりにそれを確認しにきた。
結論から言えばやっぱり彩華ラーメンよりこちらのほうが相当ホンモノでやっぱりそのセンスはホンモノと感心しきり。
白菜と豚肉が入っていておそらくは鶏がらの醤油味だと思うが辛味成分がけっこう入っているのが特徴とも言える。
提供時に一緒に置いていかれる辛味味噌。
これを少し追加してみることにした。
こんな感じで追加する。
するともちろんラーメンの味は辛くはなるんだけどなぜかマイルド感は上昇。
自分好みの元気ラーメンに激変した。
この辛味味噌は入れすぎると悲惨なコトになりかねないので少しづつがポイントかな。
しかしこんな山奥のド田舎にこんなハイレベルなラーメンがあるのははっきり言って驚愕だしそれをこんなに繁盛させているのは信じられない状態であるのは確かだ。
この道路を真夏に通ったときにここの店舗前炎天下で待ち客がいるのが見えてびっくりしたことがあるがこのレベルならそれもナットクできるのぅ~と思って店を後にした。