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るろうに剣心 最終章 The Final

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和月伸宏のコミックを原作にしたアクションシリーズの最終章である2部作の第1弾。志々雄真実との死闘後、穏やかに暮らしていた緋村剣心たちに忍び寄る敵と、剣心の秘められた過去が明らかになる。

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監督は前3作に続いて大友啓史。

主演の佐藤健をはじめ、武井咲青木崇高蒼井優江口洋介らシリーズおなじみの俳優陣に加え、新田真剣佑が最凶の敵・雪代縁(えにし)役で出演する。

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“人斬り抜刀斎”の異名で知られた緋村剣心(佐藤健)は、日本転覆を企てた志々雄真実と死闘を繰り広げた後、神谷道場でのどかに生活していた。

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あるとき、東京の中心部を何者かが連続して攻撃し、剣心と仲間たちにも危険が及ぶ。

その事件は、剣心の過去と頬に刻まれた十字傷の謎に関わっていた。

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原作のマンガも読んだことないしこれまでのるろうに剣心シリーズの映画も観た事ない正に何の予備知識もなしに観た。

まあストーリー云々よりもこの映画の売りは派手な殺陣だろうからこれを楽しむことにした。

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要は今どき珍しいカネがかかった時代劇でCGを多用したスピーディーな殺陣はかつてのチャンバラとは完全に一線を画する。

この映画、撮影したのはもうかなり前なのか伊勢谷友介が出演しているが編集せずそのままにしたようだ。

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こういう事態が最近よくあるが役者個人の不祥事と作品は別の話しだと大人の処置をしたのはこれから先を考えたら良かったと思う。

ストーリーは案の定、簡単と言うか単なるリベンジモノではあるがここまで映像が凄いとそれなりに説得力を持つのだということがよく分かる。

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映画の最初にネットフリックスと出るがこの作品もそこらへんから資金が出ているのかよくある邦画のショボさがない。

悪役は特殊メイクが凄いのは良いが役者が誰がさっぱりわからん(笑)

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コレからの時代劇はこの殺陣をやればまだまだ可能性があると思えるほどの迫力に正直感心した。

主人公は基本的に殺しをしないので峰打ちばかりでここらへんの考え方は映画ファブルに近いと笑えた。

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それにしても役者や切られ役の頑張りは相当なもんでこの体の張りようはかつての香港映画のようだ。

このストーリーなら全体にもう少し切り詰めて短くした方がいいようにも思うがそれでもかなり面白かったるろうに剣心 最終章 The Finalだった。