以前は油そばだけのお店だったがつけ麺、しかも辛いつけ麺があると公式サイトにでていたのでやってきた。
確かに表には油そばと濃厚つけ麺との提灯と幟がでておりこれらが2大メニューであることが理解できる。
入店すると待っているのは自動券売機でここで特濃つけ麺(焼豚・味玉子入り)1130円と辛つけ麺変更券50円を2枚を購入する。
その後カウンターに座って食券を手渡したがこのときに麺の温冷と(辛/大辛/激辛)を聞かれるので冷たい麺に普通の辛でお願いした。
つけ麺は極太麺なので待たされるのは仕方がない。
後から入ってきた客の油そばの方が先に提供されたりして10分くらい待つことになるのは承知の上だ。
暫く待ってからキタヨ!!油そば専門店 みや寺 大手町店の特濃辛つけ麺辛(焼豚・味玉子入り)1180円。
「特濃」の文字に嘘偽りはなく本当にドロドロでもはや液体と固体の中間くらいの粘度だと言っても過言ではない。
麺を放り込むとまるでこってりしたカレールーに入れた時と同じように麺自体がスープと絡んで重くなるのが実感できるほどだ(笑)
ただ麺のコシは素晴らしくスープの味はトンコツに魚介がビシッと効いていて悪くないしチャーシューも柔らかくてこりゃかなりのもんだ。
煮玉子を切ってもスープが付いてしまって色が同化してしまうくらいだしチャーシューにもスープと言うかルーが絡まってえらいことになっている。
面白いのは最初からこのスープ割りのポッドが提供されるので自分のタイミングでスープを薄めることができるのは有り難い。
このスープ割りポッドには熱いダシが入っているので冷たい麺で下がったツケダレの温度を回復してくれるのはちょっと嬉しい。
もうここで残った麺を全部ツケダレにブッ混んでスープ割りを多めに入れてラーメンに仕立てることにした。
スープ割りの量に注意しないと薄まりすぎると興ざめになるので注意が必要だ。
だけどどうやら作戦通りウマいこと極太麺のラーメンに変化してくれた。
辛さは一番優しい「辛」にしたがこの内容だったらもう少し辛さをアップして大辛あたりが全体のバランスがピンズドになるのかもしれない。
最近はつけ麺店も相当に増えてきてあれこれ個性を出すのは大変だろうがこの油そばとは全然違う方向性はなかなかオリジナリティがあって面白いと思った油そば専門店 みや寺 大手町店の特濃辛つけ麺だった。