二代目 もんごい亭(南区丹那町)鰆煮干し和ーめん
日曜日の昼過ぎにバイクでやってきたよ!二代目 もんごい亭。
今日のターゲットはズバリ!春の限定商品(金、土、日曜日だけの提供)鰆さわら煮干し和ーめん。
京都産の鰆煮干しを贅沢に使った上品な出汁に西京味噌で仕上げた鰆を併せました。
さてほどなくしてやってキタヨ!二代目 もんごい亭の鰆煮干し和ーめん780円!!
この瞬間から魚介の香りが凄まじい。
チャーシューの代わりにサワラの西京焼きが乗っているようだがラーメンにトッピングとして入れられている魚介系ってダシに完全に旨みを取られてしまったいわゆる抜け殻か、温められてちょっと生臭くなってしまっているかのどっちかの事が多く個人的にあまり良い印象を持っていない。
だからこのちょこんと添えられた梅干しでもしかしたら生臭さを相殺する作戦なのかと勝手に妄想してしまった。
麺はいつものもんごいの麺でしっかりとコシがあってこのあたりはサスガに安心できる。
サワラって白身の魚でどっちかというとタンパクな味だったように思うのでこのイワシの煮干しから抽出したような魚の出汁とは想像もしなかった。
だけど魚介系のもんごいだけあって濃密に旨みが引き出してあると同時にエグみや臭みをギリギリ抑え込んであるのはどういう技法なのだろう。
ネギの代わりに水菜がけっこう大量に入っていてこれもそのスープのエグミ対策なのだろうが、確かにその青臭さが見事に魚臭さをシャットアウトしているように感じる。
さて注目のサワラの西京焼きだがこれは見事にサワラの西京焼きだ(笑)
居酒屋メニューがそのままトッピングされているのだが手練手管のもんごいだけあってラーメンとのマッチングはまあアレだが生臭さは皆無だ。
さて後半になってきたのでここらでもうひとつのトッピングのトピックである梅干しを潰してみる事にした。
この梅干しは塩分が控えめになっているようでこうすることでどんどん塩辛くなってしまうといった野暮な事態にならないのが嬉しい。
ただ梅干しによって少しだけ酸味が追加されるのだが味の大勢が大して変化することもないのも事実で嬉しいような悲しいような複雑な心境になってしまった。
それにしても鰆の煮干しなんて聞いたこともないのでもっとキテレツなラーメンを想像していたのだがごく真っ当な魚介系清湯スープに仕上がっていてますますもんごいの他の魚介系にも好影響が予想できそうな鰆煮干し和ーめんだった。
サスガです。