らをた広島

食べ歩きブログ

スリー・ビルボード

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アメリカはミズーリ州の田舎町エビング。さびれた道路に立ち並ぶ、忘れ去られた3枚の広告看板に、ある日突然メッセージが現れる。──それは、7カ月前に娘を殺されたミルドレッド・ヘイズ(フランシス・マクドーマンド)が、一向に進展しない捜査に腹を立て、エビング広告社のレッド・ウェルビー(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)と1年間の契約を交わして出した広告だった。 20180122213436
自宅で妻と二人の幼い娘と、夕食を囲んでいたウィロビー(ウディ・ハレルソン)は、看板を見つけたディクソン巡査(サム・ロックウェル)から報せを受ける。 8ddcc9b22a4299de
一方、ミルドレッドは追い打ちをかけるように、TVのニュース番組の取材に犯罪を放置している責任は署長にあると答える。努力はしていると自負するウィロビーは一人でミルドレッドを訪ね、捜査状況を丁寧に説明するが、ミルドレッドはにべもなくはねつける。 町の人々の多くは、人情味あふれるウィロビーを敬愛していた。広告に憤慨した彼らはミルドレッドを翻意させようとするが、かえって彼女から手ひどい逆襲を受けるのだった。 20180213-3bb-main-941x633
殺された娘の復習という重いテーマの映画。 
ラジオで筧美和子ケンコバが面白いと評価し一般的に評判が良いらしいので観た。
主人公とバックグラウンドを見たら始まって10分くらいで大体の展開や結末が見えてしまう映画が多い中にあってとにかく先が全く読めない。  three
登場人物も個性的でしっかり考えてあるのだが、あくまでも自分には良くできた脚本には思えなかった。 
少なくともリアリティがないとしか言いようがないシーンも多いし何よりラストは、ハッキリ言って「あれ?コレでもう終わり?」と思わず言ってしまった。 20180106182324
確かに序盤から中盤、終盤にかけて畳み掛けるような展開に引き込まれ玄人筋には高評価な映画のようだが風呂敷を広げるだけ広げて回収せずに投げ出した様は、どことなくアニメ・エヴァンゲリオンを思い出してしまったのだった(笑)