らをた広島

食べ歩きブログ

獺祭(だっさい)の旭酒造見学

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柳井から山奥に入った辺鄙な場所に突然現れるでっかい建物。
どうみてもこりゃ新興宗教サティアンかなんかかいな?
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ここはアノ有名な獺祭の製造元である旭酒造さん。
「アノ」とは劇場版ヱヴァンゲリヲンで劇中に登場するアレである。
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この獺祭とヱヴァンゲリヲンとの関係はよくわからないが獺祭が旨いのは知っている。
その獺祭を造る過程を公開していて見学できると聞いたのでネット予約してやってきた。
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ちなみに獺祭とはカワウソの祭りって意味。
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まずは受付。
玄関にはでかい冷蔵庫があって獺祭がズラリ。
でもけっこう売れているのか空きになってるスペースがある。
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見学自体は無料なのだがココで白衣と帽子を借りるので実費200円を支払う。
さてさてサティアンの中に案内されて突入だ(笑)
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旭酒造さんの方がナビゲーターでついてくださって丁寧に教えてくれる。
最初は階段を延々あがって精米とコメを蒸す場所に入った。
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元々自分らが普段食べているコメと酒米は違うことやコメの中心部だけが純粋なデンプンになっておりそこがクリアな酒造りに欲しいとか基本的なコトを教えて頂いた。
コメの周囲を削るってコトはそれだけ原料を減しているワケだから材料代かかるんだろうな~
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酒米は「炊く」のではなく「蒸す」らしくこれを一気に冷やして麹室にパイプで送る。
麹室はまあ雑菌が入るから中に入れてもらえずモニターによる説明だったがここんとこが日本酒造りのキモであることは間違いない。
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その後は低温発酵させるてやると酵母の力で独特の日本酒の風味がでてくる。
しかし不思議ですのぅ~
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これを圧搾機で絞ってやると日本酒が完成して残りは酒粕になるようだ。
う~~ん素晴らしくよい香り。
もしも自分がココに勤務していたら盗み呑みばかりして仕事にならんだろう(笑)

写真だとメンドウなのでビデオで(笑)
最後の自動ラベル貼りの機械はみていて楽しかったが最終的にここで熱をかけて殺菌をしている。
なるほどかなり手がかかるんぢゃのぅ~
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旭酒造では70人も社員が居て他の酒蔵と違ってエアコンで温度管理して年から年中日本酒を造っていることや純米酒のみを生産していることなどもはや暖簾に書いてある
「山口の山奥の小さな酒蔵」
ではないことを笑いながら説明されていたのが印象的だった。
帰りに獺祭をバイクに積んで帰ったのはいうまでもないコトだがこの旭酒造無料見学、特に酒好きにはかなりのオススメ度があることだけは間違いない。
※予約なしに突然訪ねてもこの見学はできないので念のため。