やってきたよ！デリカセロリ。
ここは自分にとって長い間宿題店だった。
理由はカンタン、定休日が土、日、祭日の居酒屋でしかも安くて旨いので空いてても入れてくれないコトが多かったってこともある。
テレビとかの取材拒否の店としても有名だ。
実は最初は客が多いので入店断られたのだが「待ちますから」って外で待っていたらすぐに女将がでてきて「狭い席で良かったら・・・」って招き入れてくれた。
ご夫婦で切り盛りしておられるようで店内は近くの会社のリーマンでほぼ一杯。
女将が「待っていてもらっても絶対席が空かないから・・・」って笑いながら話していたがホントに当分の間席は空かなかった。
ほとんどが常連客のようだ。
なんせ以前は全てのメニューが280円均一だったっていうからそりゃ有名にもなりそ長居もするわな。
だけど今はやや値上がりして均一でもなくなっている。
それでも食べ物やビールはだいたい330円程度だし日本酒焼酎は400円くらいに留まっているのでいかにも安いといえるだろう。
さすがに330円だったら生ビールはだせないのだろうかと心配していたらやはり発泡酒がでてきた。
最近のはかなり旨くなったとはいえやっぱり発泡酒は発泡酒だ。
そこで2杯目から獺祭50を注文したった。
400円ちょっとだったがなみなみつついであってええですのぅ～（笑）
タコの唐揚げにソーセージ。
どれもこれも330円なのだが量がどどーんとあってけっこう腹にくるやないの・
もろキューにサバの塩焼き。
キュウリも山盛りだしサバは片身全部でえらい満足度高いね！！
コップに注いでる途中で獺祭がなくなったのでって理由で100円にしていただいた！！
どうみても2/3は入ってるがね！！
どんなサービスやねん。
それにこのワカサギの唐揚げはいくらなんでも多すぎやろ（笑）
いよいよ本命というか〆というか最後に噂の汁なし担々麺をお願いしてみた。
辛さはよくわからないからちょっと辛めって言われていた3倍。
それに2種類の花山椒が入ったペッパーミル（故障挽き）が添えられて登場してきた。
ネギで見えないからちょっと混ぜた汁なし担々麺500円。
とにかく鮮烈な山椒の薫りに酔いもふっとぶくらい。
唐辛子も挽肉もすべて山椒がかっさらっていくような印象だ。
よくあるようなプラスティッキーな麺。
やっぱりこういうのじゃないと汁なし担々麺にはあわないのかな？
できるだけ頑張って混ぜた担々麺だったがタレとの一体感がやや乏しくどうぢても挽肉が余り気味になってしまったようなのは残念だった。
全体に安い値付けの誘惑に勝てず最終的に獺祭39にも触手を伸ばしてしまったが値段があがるぶんシャープなキレがあってやっぱり50とは明かな差があるようだが自分的にはこれくらいなんなら獺祭50でじゅうぶんだと感じた。
2人でこれだけ飲んで食べて全部で4000円ちょっと・・・ヽ（・＿・；）ノ ドッヒャー
それにしてもこんな町中でこんな安さで楽しく飲めるのなら流行らない方がおかしいわけで溢れる常連客にちょっと嫉妬を感じて店を出た。
