自宅から数分でたどり着けるいわゆる近所のラーメン屋さん。
久しぶりに入店すると武漢肺炎対策なのだろうシートがあちこちに張り巡らされていて感染対策が徹底している。
中華そば きくまの中華そば700円、ちなみにここのメニューはこの中華そばとおにぎり100円の2つだけだ。
大盛りも替え玉もないのは珍しい。
このようにレンゲも一緒にお盆に乗ってでてくるのは良いのだが箸は割り箸ではなく通常のタイプが卓上にたくさん刺して置いてあるって、ここまで感染対策やってるのに矛盾を感じずにはいられなかった。
原田製麺のストレート麺はもはや広島ラーメンの定番中の定番だがまあやっぱりピンズドの感はある。
脂が浮いたこっさりトンコツ醤油スープは優しい味わいではあるがしっかりと濃厚さはあって確かにウマい。
パッサパサ系のチャーシューもこの手のラーメンにはよくあっているとモヤシもシャキシャキと歯ごたえが楽しい。
コリコリのメンマも上質なものが使われていてさすがは行列ができるほどの人気店だけのことはある。
イヌの散歩で夜明けくらいの早朝にこのお店の前を通ることがあるのだがそんな時間にスープの仕込みをやっておられるようで凄まじい香りが漂っていることもよくあるので個人的にこのスープに馴染みがある。
一番近いラーメン屋なのでもっと通わないといかんのだがどういう訳か何年に一度しか足が向かない。
昔ながらの広島ラーメンに郷愁を感じないってのもあるが並んでまでは食べたくないっていうのがホンネなのかもしれない(笑)