らをた広島

食べ歩きブログ

あおぞう(東広島市)葱そば

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西条駅前のロータリーを歩いて抜けたらすぐにある東横イン東広島駅前。
そのすぐ裏にある商店街にあおぞうがある。
自分は最初店名を「あおぞら」と間違えて覚えていたので検索するのに難儀した(笑)
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駅前とは言え小さな店舗はかなりわかりにくい。
じっくり見ていてもそもそも営業しているのか外からわかりにくい。
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狭い道路に面しておりしかも駐車場はないのでクルマでいくならまずは駐車場を確保してからじゃないと身動きとれなくなりそうだ。
一旦迷うと狭い商店街の道をぐるぐる回ってしまうハメになってしまいそう。あお07あお06
大将とおそらく奥様だと思うが乳飲み子を背負った店員さんが1人。
店内は狭いが居酒屋然としておりもしかしたら夜の部はホントに居酒屋としてやっておられるのかもしれない。
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厨房に面したカウンターに座ったのだがその背中にもカウンターがあってさらに店の奥には小上がりの座敷がある。
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どうやら店のイチオシは店名を冠したあおぞうラーメンのようだがそのヨコの葱そばってのも気になるじゃないの(笑)
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更に東広島では珍しいと思われる汁なし担担麺までメニューに掲載されている。
ここはもしかしてタダモノではないのかもしれないのぅ~。
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キタヨ!
あおぞうの魚だし香るあおぞうラーメン650円。
たしかに魚介が香る香る。
でもそんなに魚介が前面にでてるタイプじゃなくどっちかというと鶏そばのような優しい味。
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スープには背脂?と思ったら天ぷらの揚げ玉のようなモノが浮かんでおりこれがとっても面白い食感を持たせている。
けっして脂こくならずにしかもコクをだすのに成功しているのーと感心した。
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麺はかなり細めのストレート。
この手の優しいスープに細い麺の組み合わせってありそうであまりない。
なんとなればどこなく煮麺みたいになってしまうからだろう。
ここのラーメンも一歩間違えば和風なことも手伝ってそっちの方向に行ってしまうのを柔らかくとろとろのチャーシューとさっきの揚げ玉がぎりぎりで防いでくれている。
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こちらが鶏がらであっさり葱そば780円。
いやいやさっきのあおぞうラーメンが醤油ベースならこっちは塩ベースと考えて良いだろう。
もっと優しい味に仕上がっている。
だけど最後にネギに熱した香味油をかけるコトで香ばしさを生み出す手法は広島の天山のやりかたと同じだ。
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さきほどと同じ細身の麺はもちろんこっちの塩スープにもよくあう。
魚介をあまり感じられない代わりにスープのそこにはにんにく片が散らばっている。
なるほどにんにくを隠し味にしているのか~。
シンプルそうな見た目と裏腹になかなか手が込んでますのぅ~
天山」からのインスパイアだとしてもとろとろチャーシューも入ってるしこれならかなりのもんだ。
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あおぞうラーメンと葱そばどちらもハイレベルで東広島のラーメンを牽引していけるくらいのポテンシャルがあると感じる。
これならメニューに掲載されていた汁なし担担麺と通常の担担麺の辛いもの系にも触手が動いて仕方がなかったがぐっとガマンして店を出た(笑)