南薩摩産の新鮮なさつまいもを原料に黄麹で仕込んだ華やかな香りの本格芋焼酎です。
すっきりとキレのある風味とさらりとした口当たりはお湯割り、ロック、水割りなどお好みでお楽しみください。
【醸造元】薩摩酒造
【所在地】鹿児島県枕崎市
【原料】芋・米麹（黄麹）
【度数】25度
【容量】900ML
薩摩酒造というとさつま白波が有名だが自分は以前にここの蔵の赤薩摩という芋焼酎を飲んだことがあるがこれがなかなかだったのでつい酒量販店でこのさくら白波を見つけたので買ってしまった。
とにかくこのさくら白波の特徴は清酒などで使われる黄麹仕込みに尽きる。
仕込みに手間がかかり麹の量も多くなる黄麹仕込みなのに値段は900ml税込みほぼ1000円と相変わらずリーズナブルだ。
開栓してみると予想していたような黄麹仕込みの芋焼酎特有の爽やかな香りじゃなくどっちかというと濃厚な黒麹仕込みの焼酎のようなそれが立ち上る。
最近は冬になって寒くなってきたのでロックはちょっとと思い始めて湯割りにチャレンジしたらやっぱり焼酎の薄さが気になって堂々巡りで結局「常温生」で飲んでいる。
慣れるとこの方が焼酎の真髄が味わえるような気がしてしまうのだった。
全部生で呑んでしまったのだが味も香りと同様に黄麹を全面に押し出して芋が消えてなくなるようなそんな無粋な作り方はされていない。
どっしりとした芋らしさはじゅうぶんに温存されてそれに黄麹の上品さを追加したようなうまいバランスになっていると思う。
パッケージングが女性を意識したようなピンクのカワイイからといって芋焼酎初心者が安易に手を出さないほうが良いかもしれない。
その辺の姿勢は赤薩摩でもじゅうぶんに感じられた姿勢なので薩摩酒造としてのポリシーなんかものぅ〜。
