らをた広島

食べ歩きブログ

新酒限定無濾過 阿久根2016(鹿児島酒造)

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「ピンクの阿久根入荷!
S型麹を使用したことで有名な鹿児島酒造の「阿久根」。蔵によりますとS型麹というのは原料臭を抑え、甘みと旨味を引き出す麹なのだとか。つまりこの麹を使うことで「芋臭さ」を抑えた品の良い甘い風味の芋焼酎ができるというわけです。
そしてこの通称「ピンクの阿久根」は「阿久根」の新酒・無濾過バージョン。「阿久根」らしい甘い風味に新酒・無濾過ならではの芳醇な香りと刺激的な舌触りがプラスされています。ラベルデザインのようにカワイイ顔してインパクト大な一本になっております!こちらは全国で5000本の限定出荷!そしてなんだか嬉しいシリアルナンバー入り!バレンタインにも使えそうなデザインも気が利いていますね〜。」
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原材料  : 黄金千貫
麹米   : タイ米
麹菌   : S型麹菌
蒸留方法 : 常圧蒸留
限定出荷 1800ml 5000本 : 720ml 3000本
シリアルナンバー入り
値段 2314円(1800ml)
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ほとんどショッキングピンクに見えた新酒限定無濾過 阿久根2016。
値段も手頃なのでついついその見た目にも騙されて買ってみた。
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確かに通しのシリアルナンバーが打ってあって自分のは1911番だ。
別段意味はないのだろうがどことなく嬉しい(笑)
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この焼酎のポイントは無濾過ってのもあるけどやっぱりオリジナリティからいえばS型麹だ。
「<S型麹菌>とは白麹菌から分離した麹菌で、原料臭を和らげて、甘味の強い、旨い焼酎が出来ます。
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もろみの発酵を助長する作用があって、厳寒期のもろみの冷え込みを防ぎ、もろみの発酵経過を支える効果があります。 一口で言うならば、馴染みやすい香りで、小味の利いた甘い焼酎が出来ます。
その<S型麹菌>から造られた芋焼酎は、フルーティで甘い香りが突出し、強い甘みとスッと切れる後味の良い芋焼酎となります。」
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まずはロックで呑んでみた。
はっきりとはわからないがこのS型麹ってのは白麹から分離したそうだがなにも言われなければ白麹の芋焼酎だと勘違いするのは間違いないだろう。
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自分にとってはこの常温ストレートが最もこの新酒限定無濾過 阿久根2016を理解するのには近道だと感じた。
新酒・無濾過なのにそのアルコール刺激など荒々しさは皆無なのに芋の甘さを甘くなり過ぎないギリギリのところでまっすぐに伝えてきており非常に飲みやすくしかも飲み飽きない。
これほど生で飲みたくなった25度の焼酎はこれまでになかったな〜。
そう考えるとこの2314円というコストパフォマンスは極めて魅力的に映ってしまう。
残念なのは限定焼酎なので一升瓶がカラになってまた飲みたくなっても来年まで待たなきゃならんのよね〜。